このサイトは非営利目的で、花粉症をはじめとするアレルギー疾患の方々、並びにこのサイトに興味を持ってくださる方のために情報を公開しており、横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターにより運営されています。

粉塵・花粉・気象ネットワークとは?

気管支喘息や花粉症など慢性的なアレルギー疾患の悪化原因として、粉塵・花粉・気象の環境因子があると考えられます。横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターでは、これらの環境因子を観測するセンサネットワークをつくり、得られたデータとアレルギー疾患が悪化する関連性を調査し、悪化原因となる環境因子を特定する研究をおこなっています。アレルギー疾患に影響をあたえる環境因子を特定できれば、症状の悪化や発作が起こる前に効果的な管理をおこなうことが可能となり、患者さんのQOLを向上させることができます。
このサイトでは、センサネットワークから得られた情報や研究の経過、アレルギー疾患の管理に役立つ情報などを皆様に公開していきます。

観測ネットワークのこれから

アレルギー悪化因子については、気温、湿度、気圧、雨量、日射量などの気象条件、ディーゼルや黄砂などの粉塵量、スギやヒノキなどの花粉飛散量をリアルタイムで公開、観測データと喘息患者さん花粉症患者さんの症状との関連性について解析をおこない、将来的には携帯電話による患者さんへの個別対応が可能になるようなシステム構築を目指しています。